2026.09.24 ON SALE — 翔泳社

イノベーションが
起きる組織

―ヒト・モノ・ビジョンで断絶をつなぐ「媒介のデザイン」―

楠木建氏・佐宗邦威氏、推薦。

『イノベーションが起きる組織』書影
出版社
翔泳社
発売日
2026年9月24日
定価
2,420円(税込・本体2,200円)
判型
四六判・256ページ
ISBN
978-4-7981-8835-5
電子版
同時発売

アイデアが足りないのではない。
断絶が、新結合を止めている。

本書が軸に据えた断絶は四つです。既存の知と新しい知、探索と深化、変革と納得感、そしてまだ形にならない構想とそれを測る管理。企業の現場で共創や新規事業に携わるなかで、新しい結合が起きた場面をふり返ると、その切れ目をまたぐ何かが置かれていました。本書ではその働きを「媒介」と呼びます。ヒト・モノ・ビジョンという三つの媒介を取り上げ、組織のなかでどうめぐらせるか、どんな土壌なら育つのかを、実務と研究の両方からたどります。

同じ手法が、ある会社では動き、別の会社では動かない。その差は、媒介と、それを受け止める組織の文脈とのかみ合わせにあります。この見立てを、媒介の方程式としてまとめました。R = f(M; C)。イノベーションの成果(R)は、文脈(C)のもとで媒介(M)をどう働かせたかで決まります。文脈は与えられた条件に見えますが、耕すことができます。手法の使い方に加えて、自分の組織のMとCをどう読み、どこから手をつけるかまで書きました。第6章と巻末付録には、診断シートと媒介デザイン・キャンバスを収めています。

はじめに
第1章なぜ、あなたのチームのイノベーションは「形」にならないのか?
第2章1つ目のM――ヒトによる媒介
第3章2つ目のM――モノによる媒介
第4章3つ目のM――ビジョンによる媒介
第5章媒介が「めぐる」プロセスを設計する
第6章媒介が「育つ」土壌を設計する
おわりに
巻末付録最初の一歩/R = f(M; C) の診断/媒介デザイン・キャンバス/振り返りの問い

「分業しているが分断されていない組織をつくる――イノベーションのカギは媒介の設計にある。」

楠木 建経営学者/一橋ビジネススクール 特任教授

「イノベーションは、発明ではなく"断絶の媒介"から生まれる。この本は、実践者によるヒト・モノ・ビジョンをつなぐ新しい組織論だ。」

佐宗 邦威BIOTOPE 創業者/戦略デザイナー
神谷泰史
TAISHI KAMIYA神谷泰史

ヒト・モノ・ビジョンで断絶をつなぐ媒介のデザインから、イノベーション創出に取り組むデザインストラテジスト。ヤマハ株式会社を経て、デンマークのCIIDに留学。その後、外資系デザインファーム、コニカミノルタ株式会社に勤務。これまでに、部門横断の共創活動Start-up Sketchingを有志から立ち上げ、30案の事業提案を創出。活動はのちに新規事業公募制度へ引き継がれ、その制度設計にも携わる。新価値創出プラットフォームenvisioning studioでは、社内外共創による新価値創造を推進。現在は、グローバル企業のデザイン組織で組織開発とデザイン戦略に取り組むかたわら、TAKT PROJECT株式会社にも参画。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)博士後期課程に在籍し、実践と研究を往復しながら、アート作品が組織のイノベーション活動を促す仕組みを研究、バウンダリーメディアの概念を提唱している。

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